大麻と祓いについて
大麻は古代神々の時代より「海の行でも祓(はら)いきれない穢(けが)れを祓う」という役割を持っていました。
このような説明では大事な「祓い」という言葉の意味合いが、生身の私とは関係がない遠い神々の行事のように思われます。
そして「穢れ」という言葉自体も今の時代では「汚れている」「卑しい」みたいな意味合いに思われていますが、本来はそういう意味ではありません。
ここでは古来日本で使われていた「祓い」と「穢れ」という元来の意味を理解して、大麻飾りがどういう目的で使われるのかという事をご理解下さい。
そうすることで大麻飾りというアイテムが、今の私たちのごく日常でも大いに活用出来るものだということをわかって頂けると思います。
「祓い」「穢れ」の真の意味
「お祓(はら)い」と聞けばまず思い描くのが神社などで神主さんにバサバサとして貰うお祓いだと思います。
多くの人の概念でのお祓いとは「罪」や「穢れ」「悪いモノ」を振り払って貰う、というものではないでしょうか?
「罪」という漢字の語源は「積む・紡ぐ」から来ていると言われています。何を積むのかと言えば「咎(とが)」です。咎とは間違った行為の事です。間違った行為を積むことで「罪」となりました。
また私たちがこの世に産まれた時、誰もが完璧な姿・心で誕生させて貰います。悪意を持っている赤ちゃんなんて見た事がありませんよね。
その本来素晴らしい御心も、この世に生きていく間に不浄のものに染まって「咎」を少しずつ犯すようになるのです。その本来の姿を「咎」により包み隠してしまう「包む身」がすなわち「罪」ということなのです。
また「祓(はら)い」も悪いもの(罪)を何処かに払いのける、というものでもありません。祓うとはこの本来美しいものが「咎」を覆うことで、変わってしまった本質を「元に戻す」という意味があるのです。
そうです「祓う」という本当の意味は、元ある素晴らし姿に還すという意味なのです。
祓い清め
神社に参拝に行った時、そこの空気に張り詰めたような清らかさを感じたことはありませんか?
また自然の中に行った時、心のストレスがスーッと軽くなったのを感じたことはありませんか?
これが所謂「祓い清め」の作用です。
その祓い清めは今の時代でもなお、神社や神道の中で脈々と生き続けています。
神社などで神職の方が下のような神具を頭上でバサバサと振るうのを見たり体験されたことはありませんか?
これが所謂「祓い清め」の作用です。
その祓い清めは今の時代でもなお、神社や神道の中で脈々と生き続けています。
神社などで神職の方が下のような神具を頭上でバサバサと振るうのを見たり体験されたことはありませんか?
この動作が「祓い清め」の作法であり、この時に使う神具を「大幣(おおぬさ)」と言います。そしてこの大幣の語源が「大麻(おおぬさ)」なのです。
まさに祓い清めは大麻の繊維そのものなのです。
日本人が昔から「麻」と呼び、生活を支える基本素材として使われていた日本古来の麻・大麻の本領はこの精麻にあり、神道ではこの繊維こそが清めの本質として今でも使われています。
水で身を清める禊ぎはよく知られており、今も神社の入り口にある手水舎は簡易な形で身を清めるものですが、より強い禊ぎを行なうためには海浜の塩水を用います。その考えから清めの塩があり、いまでも塩を用いる清めはよく知られおります。
その塩でもなお祓い切れないものを祓う本質的な清めを行なえるものが日本古来の大麻の繊維なのです。
祓い清めの作法
伊勢神宮より頒布(はんぷ)される天照皇大神宮(てんしょうこうたいじんぐう)というお札のことを神宮大麻(じんぐうたいま)と言います。
これは神棚の中央にお祀りするお札のことです。
「大麻の幣を両の手で三度、曵き撫でる」と古い神道の文献に明記されています。
大麻を房状にしたものを吊るし、それを手で曳き撫でるというのが日本に古来より伝わる本来の「祓い清め」の作法なのです。
形にも「力」は宿ります
「柏手(かしわで)を打つ」とは聞いたことがある言葉だと思います。これは神前での神拝作法の一つです。これも一種の「祓い」の一つです。
音での祓いです。
言霊というものも聞いた事があると思います。これは発する言葉にパワーが宿り、その言葉の音で「祓う」というものです。「ありがとうございます」「感謝致します」というのも一種の「祓い」の言葉(言霊)です。
言葉による祓いです。
そして形にもパワーは宿ります。これを日本古来では「形霊(かただま)」と言います。「結び」「畳み」「包み」などの形にも力は宿ります。
神社などで見られる螺旋(らせん)状をしたしめ縄。これも大きなエネルギーを現したものです。螺旋状は特に強大なエネルギーを宿します。人間の中にもその螺旋形態があります。人間自体の根幹を作るDNAも螺旋状をしています。まさに人間はエネルギーそのものなのです。
宇宙もスパイラル(螺旋状)で成長していると言われます。
大麻で螺旋形態を作るのは最強のエネルギーとなります。
現代の日常に特化した真麻竜の大麻飾り
大麻は本来「曳き撫でる」ることで祓いが出来るものですが、形として飾って頂いても十分に「祓い」の効果は得られます。
その形霊が場のエネルギーを祓い、また統一してくれ最高のエネルギー場を創り出してくれることでしょう。
プライベートスペースに
■神棚に飾ります
■玄関の出入りを祓います
■寝室に飾り睡眠帯を祓います
■キッチンで作り出す料理にもエネルギー注入
■車のコクピットにも飾り集中力を高め安全祈願に
ビジネスシーンに
■人の出入りが多い店舗スペースに
■事務スペースで思考の統一に
■カウンセリング時に顧客の浄化として
大切な人・恋愛成就に
■あなたの大切な人へのお守りとして
■心に描く人との恋愛成就に
■永久を誓った大事な人との縁結びとして
ご主人お子様のお守り・祈願に
■ご主人の健康を祈って
■お子さんの受験祈願に
■一家の安全を祈って
会社や事務所では「商売繁盛」「社内安全」を祈願して本来神棚を飾る事が多くありましたが、現代では省スペースでビジネス展開している処も多く、神棚を設けることが難しい事も多々あります。
そういう時には神棚と同じパワーがある「大麻飾り」をサラリと飾ることで、場の浄化と良いエネルギー場を創り出すことが出来ます。
また接客などで人に多くお会いする機会が多い人も、大麻飾りを携帯することをお勧めします。体質により相手のエネルギーを受けてしまい、精神的な疲れを負う事が多いからです。
肉体にもシャワーが必要なように、心のシャワーとして大麻飾りを活用下さい。
大麻飾り「真麻竜」では既製品だけでなく、あなたの環境や目的に応じてご相談の上オリジナル大麻飾りも制作致します。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。
真麻竜(ままりゅう)
足田 竜子